競艇(ボートレース)には、順当に人気決着になりやすい「鉄板レース」と呼ばれるレースが存在します。
「鉄板レース」とは、「予想が立てやすい・当てやすい」レースの事を指します。
例えば、1号艇1着率が高い競艇場(ボートレース場)で1号艇の選手の実力が突出していた場合、1号艇1着を軸に人気決着になるレースになりやすいでしょう。
転覆事故など予想外な事が起きてしまう事を考えたら、勝率100%になるわけではありませんが、堅いレースになるはずです。
「鉄板レース」になりやすい条件は様々なものがあります。
- インコースの勝率が高い競艇場(ボートレース場)
- 穏やかな天候
- A1級選手が出場する一般戦・企画レース
- 優勝戦
例として、2021年11月9日に行われた「開設68周年記念 北陸艇王決戦」の優勝戦。
どの選手も実力は拮抗していますが、絶賛していた60号機を駆って圧勝しつづける毒島誠選手に人気が集まっていました。
筆者は、「1-2-9(全)」という買い目をこのレースで買っています。
結果は、2着に2秒差をつけて毒島誠選手が圧勝でした。
ボートレース三国(三国競艇場)はイン側が強い傾向にあり、1〜3コースの1着率がかなり高めです。
また、この日は天候も穏やかで1コースは圧勝しつづけていた毒島誠選手、これは「鉄板レース」と言えるでしょう。
このように、優勝戦は節間通して追っていた場合、モーターや選手の調子が分かるので「鉄板レース」と呼べるようになる事が多いです。
鉄板レースは当たりやすいが・・・
鉄板レースは当たりやすい反面、オッズが低いといった特徴があります。
先程の2021年11月9日に行われた「開設68周年記念 北陸艇王決戦」の優勝戦のオッズを見ていきましょう。
競艇(ボートレース)は3連単が全部で120通りあるのですが、その内1番人気から20番人気まで、全て1号艇1着が占めています。
先程も言った通り、ボートレース三国(三国競艇場)はイン側が強いといった特徴があり、さらに2号艇・前本泰和選手の調子もいいので「1-2-9(全)」のオッズが1軒並み低くなっています。
特に「1-2-34」のオッズが低くなっており、オッズは「7.1倍」にまでなっています。
このように、「鉄板レース」と呼ばれるレースは、順当に人気決着するだろうという予想をする人も多いので、オッズが低くなる傾向にあります。
なので、トリガミにならないように買い目を絞る事が大切です。